日記 202511 繋ぐ世界

あなたの大切な時間に 私のブログを読んでくれてありがとうございます。

へい。亜汁です。とある理由により日記史上最長です。

研究

論文の提出は一件

  • European Control Conference (ECC) 共著
    • 1年指導したインターンが出した
    • 通るかは半々か、レイキャビク単純に行きたいから通ってほしい
    • このインターン生は本当にようやっとる

その他は順当に開発作業中という感じである。久々にML関連の開発をしているが、Transformer が絡むこともあってしっかりめの学習環境が必要になった(今までは3層MLPとか1Unit LSTMとかだった)。

そのため、今まで半分適当に使ってたDockerContainerを割としっかり目にDockerfileを書いて運用し始めるようになった。学習用スクリプトの中に.devcontainerディレクトリを作って、その中に環境を記載してそのままGitにPushしてしまうのが楽で良い。ただ骨董GPUから最新に突然変えたりすると、torchのバージョンが対応していなかったりして完全にスケーラブルとはいえなさそう。まあ研究用途だと十分か。

また最近のUbuntuに嫌気が差してきた。24.04がかなり微妙で、Gnomeは論外としてKDEならまだマシになるがもうカーネルもネットワーク周りもぐっちゃぐちゃでわけわからんくなってきてる。snapは逆に便利な気もしてきているが…。やはりDebianを使いたい気持ちはあるが、ROS2が対応していないためその手段はない。ROS1は対応していたのにどうして…

その一方でArchはマジで楽しい。むろんROS2なんてオフィシャルで提供されてはいないが、yayで以外となんとでもなりそうである。なによりHyprlandと組み合わせると全てvimライクに使えるのが対してVimに馴染んでない俺でも便利で良い。ただこれは大学レベルならいいが実務で使えるかと言われるとかなり怪しところである。あらゆるものがソースビルドを要求される上にArchはDebian系でもなければRHELですらない。仕事してて「サーセン依存ライブラリのビルド通らないんでテストできてないっすw」な事態になりかねず、相当な問題解決能力がないと厳しそう。原則はKubuntuでやっていくしかなさそう。ただどうも頑張ればUbuntuにHyprlandが入るらしいのでそれは試してもいいかもしれない。

オタクくんwwwwwwwwwwwww

OpenReviewの炎上は知らん。まあ脆弱の極みみたいなプラットフォームしかなかったし査読システムそのものにも欠陥があると思っていたからいつか来る未来ではあったと思う。

仕事

とくになし。いない人を調整しているといない人でしか回らないので仕事が進まない。

最近コード設計についてよく考える。コーディングそのもんはGeminiくんとChatGPTくんがぜ〜〜〜んぶやってくれる世界になっちゃったので、関心事はもっぱら設計である。

というわけで最近これを読んだが今年読んだ中で一番学びが多かった。結局アーキに当てはめて設計していくのが効率が良さそうである。ただクリーンアーキテクチャの記載はないのでそこはキャッチアップする必要はある。

https://www.oreilly.co.jp//books/9784873119823

旅行

めずらしく色々いきました。詳細は別であげるから端的に述べる

イタリア ミラン トリノ

なんかだんだイタリアはいい。飯の美味さが保証されているというのはそれだけで大きな加点になりうる。よっぽどやることなくても少なくとも飯探しというアクティビティができる。人もいい。Raeinも最高。ただその場合何が辛いってヨーロッパだとレストランで一人飯するハードルがまあまあ高いところ。いいところでいいもんを食おうとすればするほど高くなる。ランチだと一人客も割といるが、ディナーはマジでいない。慣れたといえば慣れたが、気にならないといえば嘘になる感じ。これがアジア系のレストランだったら全然一人客いるんだけどな…

たまたまトリノのATP決勝と重なって宿がクッソ高かった(150EURとかした)。しかもシナーが勝ったらしい。マジで最近シナーかアルカラスしか勝ってなくない?

ルーマニア ブカレスト

日本だと女子大生強姦殺人事件のイメージがあるが言われているほど治安の悪さは感じなかったし、インフラもしっかりしていてモダンだった。ネットも早い。工場もどんどん建っていて、GDPもうなぎ登りのよう。隠れた投資先としていいかもしれない。ただまだポーランドなどに比べ一歩劣る感じ。トイレットペーパーは流せないし。あとチェルノーゼム効果かしらんけど野菜がみずみずしくて美味しい。やたら生玉ねぎを食わされる。

街は共産主義全開で人もバルカンよろしくファンキーでスラブ諸国とは一味違う雰囲気である。

ゲーム

今月は一本

BITTERSWEET FOOLS

先月のブログで言及したが普通に購入可能だったのでプレイした。Win11でも動いたので良かった。プレイ時間は15時間程度で、昔のゲームよろしくコンパクトに終わる。びっくりするような展開やアツい演出も特にないが、雰囲気はかなり良い。2000年代初頭のゲームやアニメってこういう群像劇が多い気がする。カタハネとか灰羽連盟とかARIAとか…雰囲気自体は違うけど系統はこの感じである。思ったより気に入った。ありがとう新海。ARIAのヴェネツィアはファンタジー(当然)だがBFはまあまあちゃんとフィレンツェしている。

フィレンツェすぎる

AdC

頑張ってつくったからみて♡

実は殆どの映像をZV-E10で撮っている。視界がだいぶ狭くなるので広角レンズがほしいし、夜だとあんまりきれいに映るような気もしない。案外スマホでいいのかもしれないけど、手ブレ補正はすごい。けどこれもできればソフトウェアじゃなく光学式が欲しいところではある。最も真価を発揮するのはライブ録音の可能性がある。汁ライブの映像は本当によく撮れてるし。関係ないけど長森とか歴女先輩とかの頑張ってるのに報われない系キャラが好みな傾向あるかもしれん(松岡修造)。

動画作成にはゆっくりムービーメーカーを使っている。これがかなりよく設計されていて使いやすい。動画素材さえしっかりしてたらブログ執筆よりも短時間でできるんじゃないかというくらいテンプレさえできればあとは当てはめるだけですむ。

チラムネ

5話は普通に面白い。

クビ

同僚がスキル不足でクビになった、マジで青天の霹靂だったのでびっくりしたけど正直残当な判断だと思ってしまったのでそれ以上でもそれ以下でもない。けど悪いやつではないのでちょっとかわいそうではあるかもしれん。ビザ切れるから強制帰国になるし。

しかし、これは周りの人間にスケープゴートとしてはかなり強烈に作用したようである。これは理解できる、今はある種安全圏にいるから問題ないが、これで俺が1年目でまだ論文0とかだと結構焦ったと思う。よっぽどなケースではあるとは思うが…。また、研究室内の人材は俺より前と後ろにちょうど世代間のギャップがあるが、今回の一見で俺より後に入った側にとっての認識は俺は運営サイドなんだなと思った。正直俺は博士開始初頭のフェーズでかなり成功し、早い段階で好き勝手やらせてもらうポジションに付けたのは今思うとかなり大きかった。他の学生は全員週例や成果報告みたいなものが強いられているが、俺はなぜか免除されている。所謂”パーティーメン”である。良いふうには思われてなさそう。そもそも良いやつムーブ全くしてないし。

とはいえそのクビにした後そいつの上司が、本人はクビになったためもういないのにあいつは何ができるんだよ!どうやって修士号取ったんだよ!全く…(初期千早)っ感じでブチ切れててちょっと引いた。別の上司は心を痛めて早退していた。まあ正直クビを告げるのって告げる方も結構メンタルに来そうだからマネジメントはサイコ野郎くらいのほうが良いのかもしれない。

次のページは例の件について書きます。