はい9月も終わりました。早すぎだろ。
研究
例のごとく実質的進捗はなく、紙面との戦いしかしていない。論文書くことが正義!みたいな風潮あるけどいざ紙に書く作業ばっかりしていると技術的に進歩している感じが全くしない。なんなら自分の中で既知のものを再整理しているだけなので研究力的ないみでの進歩もない。普通にトレンドに置いて行かれている感じがする。
逆に博士開始直後の圧倒的成長感はこういう作業の縛りが一切なく自由にキャッチアップや実装をできたことによるものなのだと思う。多分部署や会社移った後の圧倒的成長感も同様の理由なはず。
とはいえ4つ準備中だった論文はこのひと月強で出しきった。なんも面白くなかったがよくやったとは思う。内訳は下記
- ICRA 模倣学習(主著)
- 杭州のIROSが見事にリジェクトされたのでその修正。もはや別物
- これで落ちたらもう打つ手がない
- 謎にIROSのレビューからResponse Letterを書ける(必須?)オプションが増えた
- 俺はアド取れるからいいけど追加で6ページ準備したしPass/Failの利点がてんでない
- 最近のICRA/IROSには公平感が無い気がする。普通にカンファ直接投稿だけで良くね?
- 杭州のIROSが見事にリジェクトされたのでその修正。もはや別物
- IEEE系雑誌(主著)
- 従来比良くかけたなと思ったらいきなり訂正入ってビビった
- Desk Rejectみたいな感じで体裁の修正要求 こんなんあるんだ
- 結構修正が入ったが、一応正規レビューに入ったっぽい
- お遊びのつもりだったがまあまあ時間食ったので通したい
- レビュー1年くらいかかるらしい 終わり
- Elsevia系雑誌 リバイス(共同主著)
- マイナー寄りのメジャーリバイスって感じ
- 正直穴だらけだよなと思ってたので意外だった
- 一応権威と言われているジャーナルでもこうなんだな
- コメントは潰せているが追加レビューが本質的問いに気付いたら全然リジェクトされうる
- Elsevia系雑誌 リバイス(共著)
- 正直あまり関われていなかったがほぼ修正なくやや心配
- たぶんこれ主著者は3年近く投稿作業しているので早く成仏させてほしい
共著の IEEE Transactions系列の雑誌は無事アクセプトされた。主著の人間が40Pのレスポンスレターを用意してきて度肝を抜かれたがリバッタルがあるジャーナル誌はある種この手の根性が採択率に影響する気がする。IFは俺が所有する論文の中ではずば抜けて高い。レビューもキツかった。自分が主著で出したいとは思えないかも。
以上で(主著/共著)Accepted 4件(3/1), Under Review 4件 (3/1) 。卒業はできる。
研究も仕事も最近Pythonのしょうもないコードしか書いておらずC++を忘れつつある。けどC++を使いたいわけでもない。Rustを覚えたいが、言い続けて7年くらい経過した。
しょうもない雑用として、Gazebo ClassicがEOLになってしまったので、講義で使っているシミュレータをMuJoCoに書き直している。やってて思うがURDFの記法が全然好きじゃないし、Xacroはもっと好きじゃない。MuJoCo固有のXML文法があるがこっちのほうが遥かに手になじむ。だがやってることはただの車輪の再開発なのでクソである。
その講義も始まった。もう3年目になり慣れはした。初回講義で相当脅したのに今回は45人もいて本当にクソである。学生の提出コードの品質は指数関数的に上がっているがこれは学生の質が上がったからではなくLLMの質が上がったからに他ならない。ちなみにシミュレータを完全に作る代わりに来年は講義はしないで良く他に引き継いで良いことになりそう。けど正直今残ってるメンバーでまともに実装できる人間が残っていない気がするが、本当にもう知りません。
仕事
なんか最近しんどくね?休日も何もしてないのにやたら疲れるし時間が飛ぶ。

と思ってGithubの作業量みたらシンプルに仕事量が増えていた。大学は論文執筆が主で仕事はマネジメント業務jにシフトしたから実作業量の割合自体は減ったうえ実質的開発面での進捗はないのにプログラミングは書かされているという状況である。望まぬ教材作成や急ぎのデバッグが増えた結果こうなっている予感がする。
収入面では今がピークだがマジで今の状態は続けられない。そういう意味ではよくやっていると思うがもうここまで来たら走り切るしかない。
キャリア
俺が渡航時に個人的にチェックしていたり学会で研究をみた(ツテがあるわけではない)欧州在住の日本人博士学生が学位を取り始め次の職やポジションについている。たいがいは現地に残っているようだが日本に帰っている例も今までより増えている気がする。
これは社会の流れ上全世界的に母国に帰ることが結局コスパの良い選択肢となってきているためである。米国は言うまでもなく日本もそうだが欧州は特に外国人への風当たりが強く、例えばエストニアで就職するにしても同一のスキルや大差なければエストニア人を採用する流れが強くなっている。大学ですら、英語のカリキュラムが激減し、エストニア語のカリキュラムが大半を占めるようになっているなど社会全体でその流れが強い。そうであれば、先進国出身で一定の経験を積んだ後であれば母国に帰ってしまう方がありつける求人としては質の高いものになるのである。だが日本に関しては円安がヤバすぎるのとビザ要件が他に比べだいぶ緩いこともありトントンというところかもしれない。
だがトップ中のトップはやはりアメリカに行き着く。アメリカの場合は超絶優秀であればo1という最強のビザが問答無用で取れゴリ押せてしまうためである。そういう人達は日本円換算で3000万円以上貰っているらしい。知らん世界すぎる。
ちなみに博士のアウトプットとしての同分野での自分の立ち位置感としては、日本人博士の中では恐らく相当頑張ってて、東大の元所属に限定してもおそらく上半分には入れる(まあ4年あるからだが)上、今の所属でも正直かなり良くやっている方だと思うのだが欧州在住日本人博士というくくりだと途端に下の下、良くても下の中くらいになってしまう。世知辛い。言うまでもないが東大博士のトップ層にも当然遠くかなわない。今出してる論文と計画しているものが全て思い通りにいってやっと中程度、という感覚なのでトップ層の行動を見てやってると泣きを見るのは自明に思える。
事件
同僚がダニで感染する脳炎になった。なんか最悪治療に半年かかるらしくて祖国に帰ってしまった。
ヨーロッパ亜型による感染では、そのほとんどが二相性の経過をたどります。第一相では発熱、頭痛、眼窩(がんか)痛、全身の関節痛や筋肉痛が1週間程度続き、解熱後2~7日間は症状が消え、その後第二相には、痙攣(けいれん)、眩暈(めまい)、知覚異常、麻痺(まひ)などの中枢神経系症状を呈します。致死率は1~2%、回復しても神経学的後遺症が10~20%にみられるといわれています。
怖すぎない?
他の同僚がバス停で覆面集団に突然ボコボコにされて病院送りになった。ほかにも人は居たが特別同僚だけ狙われたらしい(同僚の見た目は東アジア系)
怖すぎない?
俺もしかしたらコンゴとかに留学してるのかも
社会
某国事情で微妙に緊張感が増している。ジェット機の音が聴こえたら若干緊迫したムードになるという日本では有り得ない体験をしている。けど報道されているほど現地の人間は気にしていない。
ガス代電気代が高すぎて笑えん
ゲーム
忙しい忙しい言ってる割に休日何もしてないので意外と本数はやってる
三重
正直歴代で底だったと言わざるを得ない。ギャルゲやキャラ要素を削って旅要素にシフトしようとしているのだろうが旅要素を売りにするには没入感がなさすぎる!DJ九鬼嘉隆については謎にやたら詳しくなった。あとは主人公が微妙過ぎる。悪い意味で現代的な主人公になってしまっている。
旅ゲーにするなら一人旅ルートをちゃんと作りこまなきゃいけないと思うんだけどそこの出来も正直過去最低だったと言わざるを得ない。4は地元カメラマンの軌跡を追うみたいなお使いシナリオがあり、あれはあれで微妙なのだが主人公は一応その後手ごたえというか掴むものはあったようで、納得感自体はある。ただ今回は一応サブキャラとの触れ合いみたいなのはあるんだが本当に出会いと会話ってだけでそこから何かに昇華するわけでもなくモヤっとして終わる。そもそもシナリオが薄すぎる。
一方で良くなってるのは土着の歴史や現地のグルメなど取材からくる物量は恐らく過去一番密度が高くすごい。だけどそうなるとシナリオ自体はひたすら取材のログを読んでいる気分にもなるわけで、いくら資料としての価値が高くてもそれがゲームの体験に必ずしもプラスになっているかと言われると怪しい。このゲームは各地でのイベントが完全に独立しているので、個別ルート以外では本当に淡々と取材の結果を述べるだけになる。この辺初代だと主人公のアドベンチャーゲーム的な展開に現地の特性を織り交ぜるみたいなことが初代はまあまあできていた気もするのだが、今回はそうはなっていない。
正直そもそも初代風雨来記って言うほど旅部分がウケたわけではなく、そもそも衝撃的なギャルゲパートシナリオがウケていたと思う。少なくとも俺はそうだった。そういう意味では舞台は釧路でもロンダルキアでもどこでもいい。
こんだけボロクソに言ったけど6出たらどうするんだというと多分買うと思う。不思議なゲームである。
みちのく
なんだかんだ花札っておもろいわ。シナリオはB級。90年代にしては結構キャラデザが良い。
悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲
神ゲーすぎる!!!このゲームではなんと画面内の矢印を選択して移動するのではなく方向キーを押すとその方向にキャラが動くのである!Xボタンでなんとジャンプもできる!!!

詳細は来月分で書きます
オリックス
3位で結局終わった。終盤謎にバンクにキチゲ発散したので意外と後味は良い。岸田も続投らしい。ジョークみたいな采配はたしかにヤバかったが5人TJのチームをギリ3位に導けたのはまあOKだと思う。采配は落ち着いてほしいが生え抜きレジェンド(?)枠としてマモさんはどっしり構えてほしい。
でないとトカダ監督が爆誕してしまう
美馬学
かっこいい